タトゥーを「手術で消す」と聞けば、なんとなく大変だと感じます。でも、今いちばん行われているレーザーでの除去はピンときませんね。レーザーと切除でタトゥーを消すときに直面する現実と、浜崎あゆみも実践した、ファンデーションで消す方法を紹介します。
タトゥーを除去する方法 > タトゥーを消す方法
そもそもタトゥーとは、消えないように、ほとんど新陳代謝が起こらない皮膚の一番底の部分である皮下組織に入れたものです。これを消すには、レーザーや特殊光でタトゥーの染料を細かく砕いて、皮下組織よりも上の真皮や表皮といった新陳代謝をする部分まで浮き上がらせるか、手術によって切り取る他ありません。
手術と聞けば「大変だ」と思いますが、レーザーでの除去がどれだけリスキーで大変なものか、いまいちピンときませんね。レーザー除去には、受ける人の体質や施術の仕方によっては、皮膚がタトゥーの柄をなぞって白く脱色して、タトゥーの跡が残ってしまうリスクがあります。
また、うまく消えたとしても、消えるまでには5〜10回の照射が必要で、少なくとも時間にして1年以上、費用はタトゥーを入れたときの30倍にもなる可能性があります。
レーザー除去の場合、レーザー照射の回数を重ねていくにつれて、タトゥーは徐々に薄く消えていきます。
黒や青の染料はレーザーに反応しやすいので消えやすく、今では赤や緑もかなりキレイに消えるようになりました。
ただし、消えづらい白や黄色のタトゥーの場合、レーザー除去を断られる場合があります。また、最近見るようになった蛍光色の染料は、レーザーを照射することによってどのように反応・変質するか予想がつかないので、
これもレーザーでの除去は倦厭されるようです。
一方、切除などの手術でタトゥーを除去する場合は、タトゥーを入れていた部分を切り取ってしまうので、
大きなタトゥーを分割して処置する場合を除けば、一回の処置で確実にタトゥーを消すことができます。ただし、タトゥーの大きさよりも若干大きな傷が必ずできてしまいます。
切除でのタトゥー除去は、入れたときの5倍程度の費用で済むので、レーザーでの除去よりは割安ですが、
術後にできてしまった傷とどうやって上手に付き合っていくのかという課題が残ります。
費用も時間もそんなにかけられない、消したいと思うのはプールや温泉に入るときだけ、という方にはタトゥーカバーのファンデーションで一時的に消す方法もあります。手順は、カバー下地を塗り、コンシーラーで完全に見えない状態にして、最後にファンデーションで周囲の肌色になじませます。
カバー下地1500円、コンシーラー3000円、ファンデーション2250円と、価格は普通の化粧品と変わりません。
凹凸のあるタトゥーには、モデリングして平らな状態にできるコンシーラーもあります。
歌手の浜崎あゆみさんが、付き合っていたTOKIOの長瀬智也さんと破局後、初の公の場に出た際、肩に入れていたペアタトゥーをファンデーションで隠していました。そのときの写真を見てみると、タトゥーを消した部分が周囲の肌から白浮きしているような感じになっています。
周囲の肌色とカバーした場所を合わせるのは大変ですが、「タトゥーとわからなければかまわない」というのであれば、逆に赤味のあるファンデーションを使って、アザに見えるようにするのも手です。